そもそも免疫力とは何か？　免疫力を高める生活をしよう - 機能訓練型デイサービス　ゴールデンステージ

みなさま、こんにちは！

高崎市の機能訓練型デイサービス、ゴールデンステージです。

ゴールデンステージでは、免疫力アップのための足湯やフットマッサージを行っています。しかし「免疫力」とはそもそもなんなのか？　疑問を抱いているかたも多いのではないでしょうか。今日はその「免疫力」について詳しく見ていきたいと思います！

はたらく細胞（１） (シリウスコミックス)

作者:清水茜
発売日: 2015/08/07
メディア: Kindle版

２つの免疫

（１）からだを守る「砦」的な免疫力：粘膜免疫

目、鼻、口、腸管など、私たちの身体には粘膜が張り巡らされていますよね。じつはこの粘膜に免疫力があり、ウイルス・菌などの「異物」から守ってくれているのです。

（２）異物を攻撃する兵士的免疫力：全身免疫

「感染」という状態は、（１）の粘膜の砦をやぶって、ウイルスなどの異物が入ってきてしまった状態です。入ってきてしまった異物を攻撃・排除するのが全身免疫です。

からだの内側から出てきた異物＝異常細胞（がんなど）についても、全身免疫がやっつけようとして働きます。発熱や下痢などは、免疫細胞が働いている証拠です。

全身免疫で病気を治す

全身免疫は、「自然免疫」「獲得免疫」２つの仕組みがあります。

１自然免疫

病原体を飲み込む！白血球の一種である「好中球」「マクロファージ」

リンパ球「ナチュラルキラー細胞」が全身パトロール！病原体を即攻撃＆排除

２獲得免疫

司令塔「ヘルパーＴ細胞」が、自然免疫である「好中球」「ナチュラルキラー細胞」または「キラーＴ細胞」など体内の兵士たちに指令を送ります。＜増殖して！＞＜病原体のところに集まれ！＞＜分かれて活性化して！＞などなど、さまざまな指令が送られ、体内ではたたかいが繰り広げられます。

たたかいはリンパ節、脾臓、血液中にて行われます。

たたかいの後、免疫力を記憶する

病原体との闘争も終わり、無事に勝利をおさめた免疫細胞たち。そのなかでも、リンパ球である「Ｂ細胞」の一部はなんと「メモリーＢ細胞」になり、病原体との戦いを記録しています。そして、次回やつら病原体がやってきたとき…、すぐにまた排除できるよう、たたかいの準備をしてくれています。これを「免疫学的記憶を持つ」といいます。

これが獲得免疫の大きな功績なのです。

現在、新型コロナウイルスのワクチン開発が急ピッチで進んでいますが、「ワクチン」もまた、この獲得免疫の仕組みを利用しているわけです。

免疫力を低下させる生活とは？

大塚製薬のホームページを参考に、免疫力を低下させているポイントをピックアップしてみました。

・お腹や手足が冷えている

・慢性的な睡眠不足

・座り仕事が多く、運動不足

・栄養過多（食べ過ぎ）、偏った食事

・大きな悲しみやストレスをずっと抱えている

・笑う機会が少ない

・目や口が乾いている

当てはまるものが多ければ、免疫力が下がっているかもしれません！

ちかごろ調子が悪いなぁ、と思われている方は、ぜひ、生活を改善してみましょう。

いかがでしたでしょうか。

現代人は、免疫力が下がりがちだといいます。パソコン・スマホの普及により、外を走り回ることが少なくなっている人も多く、運動不足や冷え性に陥りやすいといえます。血液やリンパの流れが悪くなると、細胞たちも元気がなくなります。獲得免疫の項目で述べたように、細胞たちのたたかいはリンパ節、脾臓、血液中にて行われます。このリンパの流れをよくするのが、当デイサービスの「足湯」や「フットマッサージ」です。身体を温めることは、免疫力アップにつながります。

また、誰かとおしゃべりして笑うことも、免疫力アップに良いですよ＾＾

お笑い番組を見て笑う、楽観的に考える、適度に運動して身体を温める、など、免疫力を高める行動をして、細胞のはたらきを良くしていきましょう！

機能訓練型デイサービス　ゴールデンステージ

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